米財務長官:SECはMMF規制強化を-FSOCに勧告要請

ガイトナー米財務長官は金融安定監 視評議会(FSOC)に対し、米証券取引委員会(SEC)によるマネ ー・マーケット・ファンド(MMF)の規制強化を勧告するよう求め た。

FSOCの座長を務めるガイトナー長官は同評議会に宛てた27日付 の書簡で、個人や法人に銀行口座の代わりとして利用されるMMFの規 制改革について意見公募で得られた選択肢を公表すべきだと指摘した。

同長官は書簡で、「SECは機関として専門知識があり法的権限を 有していることから、MMFが米経済に与えるリスクを解消するための 改革を実行する最適な立場にある」と指摘。「われわれはこの方針を追 求するが、SECが時宜を得た有効な方法で行動することに消極的な場 合は、FSOCとそのメンバーが並行して積極的な措置を取るべきだ」 と主張した。

また、MMFが金融システムに与えかねないリスクを低減させるた め、十分な資本バッファーの保有義務付けや流動性基準強化など3つの 措置を検討することを提言した。

長官は「MMF改革を進めなければ、米金融システムは資金流出や 不安定な状況に脆弱(ぜいじゃく)なままだだろう」と強調した。 FSOCの11月の会合で勧告を検討することを求める考えを示した。

2008年9月のリザーブ・プライマリー・ファンドの破綻を引き金に MMF業界で解約が相次ぎ資本市場凍結につながったことを受けて、 SECは米連邦準備制度理事会(FRB)や財務省とともにMMFの安 全性向上を目指している。

原題:Geithner Urges Regulators to Press SEC on Money-Market Overhaul(抜粋)

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