ESMの対象は銀行監督一元化後の救済に限定-フィンランド

フィンランドのウルピライネン財務 相は、ユーロ圏の恒久的な救済基金である欧州安定化メカニズム (ESM)による銀行への直接の資本注入を、金融機関を一元的に監督 する機関が設立された後で発生する銀行救済に限定したい考えを表明し た。

ウルピライネン財務相は27日にヘルシンキで記者団に対し、 「ESMは現行の問題や古い問題に対処するための銀行への資本注入に 利用されるべきではない」と述べ、「銀行への直接資本注入の可能性は 単一の銀行監督機関の存在と明確に結び付けられているため、矛盾はな い」と強調した。

ドイツとオランダ、フィンランドの財務相は今月25日の声明で、ユ ーロ圏の救済基金による銀行への直接資本注入に道を開いた6月の欧州 首脳の合意から後退したと取れる姿勢を示し、「過去の資産」は救済基 金の責任範囲から除外すべきだとしていた。

原題:ESM Can Only Cover Future Bank Recapitalizations, Finland Says(抜粋)

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