香港株(終了):1週間ぶり高値、中国の刺激策観測で

香港株式相場は上昇。指標のハンセ ン指数が終値ベースで約1週間ぶりの高値となった。中国の経済統計で 企業利益の5カ月連続の減少が示されたことで、政府が景気刺激策を強 化するとの見方が強まった。

時価総額で世界最大の銀行、中国工商銀行(1398 HK)は1.8%高。 中国建設銀行(939 HK)や中国政府系の不動産開発会社チャイナ・リソ ーシズランド(華潤置地、1109 HK)も上げた。中国最大の海洋油田会 社、中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は2.1%高。政府がシェール ガス探査を発展させる措置を検討しているとの報道が好感された。

一方、欧州を最大市場と位置付ける衣料小売りのエスプリ・ホール ディングス(330 HK)は5.7%安。欧州債務危機の悪化懸念が広がる 中、期待外れの決算となったことが嫌気された。

ハンセン指数は前日比234.56ポイント(1.1%)高の20762.29で終 了。終値としては19日以来の高値となった。ハンセン中国企業株(H 株)指数は1.5%高の9768.70で引けた。

三菱UFJ投信で運用に携わる冨田道也氏(香港在勤)は、中国は 遅かれ早かれ何らかの政策緩和を発表しなければならないかもしれない と指摘。経済指標が弱いことから、投資家は利下げや預金準備率の引き 下げを期待しているとの見方を示した。

原題:Hong Kong Stocks Rise to Week High on China Stimulus Speculation(抜粋)

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