9月の独失業者:前月比9000人増、債務危機響く-失業率6.8%

ドイツの9月の失業者は6カ月連続 で増加した。世界的な景気減速と欧州債務危機で企業が投資を控えたこ とが響いた。

独連邦雇用庁(FLO)が27日発表した9月の雇用統計によると、 失業者数は季節調整済みで前月比9000人増の291万人。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト30人の調査中央値では1万人増が 見込まれていた。失業率は6.8%で、8月から変わらずとなった。

欧州各国の緊縮策と新興市場の成長減速が経済見通しを暗くしてお り、ドイツの企業は投資判断を先送りし、人員採用を控えている。た だ、欧州域外への輸出と国内消費がドイツ経済を守り、失業者の増加を 抑えて失業率を約20年ぶりの低水準にとどめるのに寄与してきた。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏(フラン クフルト在勤)は「雇用市場が持続的に改善する局面は終わった」と し、「輸出業者が投資を減らしている。欧州連合(EU)域外の売り上 げで低迷している欧州需要を補うことがますます困難になりつつあるか らだ」と語った。

FLOは発表資料で、雇用市場は景気減速の影響を受けているもの の、「総じて堅調」との見解を示した。

原題:German Unemployment Increased for a Sixth Month in September(抜粋)

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