サメ被害続出で豪ウェスタンオーストラリア州が殺害容認

豪ウェスタンオーストラリア州で は、ここ1年間にサメに襲われ海水浴客ら5人が命を落とすという過去 最悪の事態となっており、州政府はサメを調査・捕獲し、必要なら殺す 方針を打ち出した。

同州政府のムーア漁業相は27日、「差し迫った脅威」を示すサメを 殺すことを当局に容認するとの声明を電子メールで発表。685万豪ドル (約5億5000万円)相当の保護・調査・教育プログラムも導入した。同 州はこれまでサメが攻撃してきた場合のみ殺すことを認めるとしてい た。

旅行業界は手つかずのビーチも多い1万2000キロメートルに及ぶ海 岸線を持つ同州に国内外の観光客を呼び込もうとしているが、最近では 7月14日に24歳の男性サーファーが州都パースから北に約160キロにあ るひっそりとしたビーチで体長5メートルのサメに襲われて死亡。遺体 は回収されていない。

シドニーのタロンガ動物園にある豪州のサメ被害の記録によれば、 同国全体では1791年以来、少なくともサメによる攻撃が少なくとも869 件あり、そのうち216件で被害者が死亡している。ウェスタンオースト ラリア州ではここ1年にスキューバダイビングをしていた米国人観光客 やボディーボーダー、海水浴客が死亡する事故が起きている。

原題:Shark Attacks Spark Kill Order to Protect Australia Beaches (1)(抜粋)

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