米トウモロコシ供給、昨年の消費量下回る見通し-16年ぶり

米国のトウモロコシ供給が昨年の国 内消費量を下回る見通しだ。予想通りなら過去50年で3度目。中西部が 干ばつに見舞われ、オハイオ州やネブラスカ州などの産地で穀物に被害 が出たためだ。米国は世界最大のトウモロコシ生産・輸出国。

米農務省のデータとブルームバーグがアナリスト29人を対象に実施 した調査によると、今年の生産量と在庫は収穫前に118億7200万ブッシ ェルと、昨年の消費・輸出量の123億3000万ブッシェルを下回ると予想 されている。供給量が前年の消費量を下回ったのは1960年以降2回だけ で、前回は96年だった。同省はワシントン時間28日午前8時半に最新の 在庫統計を発表する。

中西部が6月と7月に記録的な熱波に見舞われ、56年以降で最悪の 干ばつが発生。保険業界によると、穀物被害に伴って農家に支払われる 保険金の総額は今年、倍増し200億ドル(約1兆5500億円)を超えると 推計されている。

INTL・FCストーン(アイオワ州)のバイスプレジデント、デ ービッド・スモルト氏は電話インタビューで「供給は、今回の統計で発 表が予想されている水準より逼迫(ひっぱく)している」と指摘した。

原題:Shrinking U.S. Corn Supply Trails Use for First Time in 16 Years(抜粋)

--取材協力:Elizabeth Campbell.

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