ブラジル株:ボベスパは約2週間ぶり安値圏-商品相場安で

26日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が約2週間ぶり安値近辺にとどまった。欧州債務危機の 深刻化が世界経済回復の足かせとなり、ブラジル株式への需要を抑制す るとの懸念が広がった。

商品相場安を背景に、石油会社のOGXペトロレオ・エ・ガス・パ ルチシパソンエスは1.4%、パルプメーカーのフィブリア・セルロージ は6.3%それぞれ下落。オンライン小売りのB2Wコンパニア・グロー バル・ド・バレジョは4.3%安と、ボベスパ指数構成銘柄の中で下げが 目立った。

ボベスパ指数は前日からほぼ変わらずの60478.05で終了。指数構成 銘柄のうち上昇が35銘柄、下落は33銘柄。通貨レアルは0.1%安の1ド ル=2.0333レアル。

フトゥーラ・コレトラのアナリスト、ルイス・グスタボ・ペレイラ 氏は電話インタビューで、「再び欧州が焦点となっている」と指摘。 「スペインの見通しに対する懸念から世界の市場でリスク回避傾向が強 まり、ボベスパ指数を押し下げた」と述べた。

ドイツとオランダ、フィンランドの3カ国は25日夜、ユーロ圏の恒 久的な救済基金である欧州安定化メカニズム(ESM)による銀行への 直接資本注入の前に、民間と国家の取り組みがあるべきだとの見解を示 した。これを材料に、この日は世界的に株安となった。スペイン銀行 (中央銀行)は第3四半期の同国経済が「著しいペース」で縮小してい ると指摘した。

原題:Bovespa Holds Near Two-Week Low as Commodities Decline on Europe(抜粋)

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