NY銅:ほぼ2週間ぶり安値に下落-世界経済への懸念背景

26日のニューヨーク銅先物相場は、 欧州債務危機が悪化する中で各国中央銀行による刺激策が景気回復に失 敗するのではないかとの懸念が高まったほか、中国の景気鈍化が進んで いるとの見方を背景にほぼ2週間ぶりの安値に下落した。

米国が先に発表した債券購入について、フィラデルフィア連銀のプ ロッサー総裁は25日、経済成長や雇用拡大にはつながらないだろうとの 見方を示した。一方、スペインの10年債利回りは歳出削減に対する抵抗 が強まる中で大幅上昇。また、中国の株価は一時3年ぶりの安値まで下 落した。

INTL・FCストーン(ニューヨーク)のアナリスト、エドワー ド・メイア氏はリポートで景気刺激策について、「それらの措置が成功 するかどうかはそれなりの時間を置かなければ確かなことは分からな い」と指摘、「こうした中で、市場はどうしても欧州の未解決の債務問 題や中国の大幅な景気鈍化に着目することになろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物12月限終値は前日比1.3%安の1ポンド=3.71ドル。一時は3.6805ド ルと、中心限月としては9月13日以来の安値を付けた。銅先物は今月こ れまでに、中銀の景気刺激策を好感して7.3%上昇している。

原題:Copper Futures Fall to Two-Week Low on Global Economic Concerns(抜粋)

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