NY原油(26日):続落、終値で90ドル台割れ-需要減を警戒

ニューヨーク原油相場は続落。ほ ぼ8週間ぶりに1バレル=90ドルを割り込んで引けた。需要の低下を示 す米統計と、欧州危機の悪化で消費が冷え込むとの不安が売りを誘っ た。

エネルギー省の統計によると、原油や石油製品を合わせた燃料全体 の需要は21日までの4週間で1.1%減少。在庫はこの時期としては1990 年以来の高水準を維持した。株式市場では主要指数が5日続落となって おり、外国為替市場ではユーロが下落。スペイン中央銀行が経済は「著 しく」縮小したとの見方を示したことが響いた。

サミット・エナジーのアナリスト、ジェイコブ・コレル氏(ケンタ ッキー州ルイビル在勤)は「需要の数字が経済の見通し悪化に重なっ た」と指摘。「株価は軟調で、景気に対するセンチメントは弱まってお り、これが原油を押し下げている」と解説した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前日 比1.39ドル(1.52%)安の1バレル=89.98ドルで終了。終値ベースで 8月2日以来の安値となった。この8営業日で9.1%下げた。

原題:Crude Falls Below $90 on Weaker Demand and European Debt Crisis(抜粋)

--取材協力:Lananh Nguyen、Mark Shenk、Angeline Benoit、Emma Ross-Thomas.

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