NY金:反落、ドル上昇で需要が後退-欧州危機の悪化を懸念

ニューヨーク金先物相場は反落。 2週間ぶりの安値に下げた。スペインで危機が悪化しているとの見方か らドルが上昇し、代替投資としての金需要が後退した。

主要6通貨のバスケットに対するドル指数は3日連続で上昇。欧州 金融危機の震源地の一つであるマドリードでは市民が抗議行動を展開 し、アテネではゼネストが行われている。スペイン中央銀行は国内経済 が7-9月(第3四半期)も「著しく」縮小したとの見方を明らかにし た。金価格は今四半期に入って9.3%上昇。欧州の財政問題の悪化に歯 止めがかかるとの見方が一因だった。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズのシニア市場ストラテジ スト、アダム・クロフェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は電話インタビ ューで、「欧州をめぐる世界的な不安はエスカレートしつつあり、現金 への逃避を促した」と指摘。「きょうはリスク・オフのモードだ」と続 けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12 月限は前日比0.7%安の1オンス=1753.60ドルで終了した。年初から は12%高。

原題:Gold Falls to Two-Week Low Amid Worsening Europe Crisis Concern(抜粋)

--取材協力:Claudia Carpenter.

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