独連銀総裁:「全てを拒否」した覚えはない-ECB総裁に反論

ドイツ連邦銀行(中央銀行)のバイ トマン総裁は26日、欧州中央銀行(ECB)の政策委員会の場で自分が すべてを否定した記憶はないと述べた。ドラギECB総裁が繰り出した ジャブに応酬した格好。

バイトマン総裁はフランクフルトでの記者会見で「私は自分が全て に対してノーと言っているという印象は全く抱いていない」と述べた上 で、ECBは「危機の中で行動し、危機の悪化を防ぐための多数の措置 を、独連銀の支援を得て実施してきた」と指摘した。ドラギ総裁の発言 のこの部分は「ドイツ語だったが、私のことを指したものだとは思わな い」と述べた。

ドラギ総裁は25日のベルリンでのスピーチで、バイトマン総裁が反 対するECBの国債購入計画の正当性を主張。何もせず、全てを拒否 (ドイツ語で「ナイン・ツ・アレム」)していれば危険なことになって いたと発言していた。「安定に対する最大のリスクは行動ではなく、行 動しないことだ」と訴えた。

バイトマン総裁はイタリアのグリリ財務相との会談後に記者会見し た。同財務相は、イタリアは現在のところ救済基金に支援を求めて ECBによる国債購入に道を開く考えはないと述べた。「イタリアの問 題をわれわれの責任において、外部からの助けなしに解決しつつあると 自信を持っている」と語った。

バイトマン総裁はイタリアの前進を評価した上で、成長への障害を 取り除き競争力を高めることだけが危機解決の道だと指摘。「通貨同盟 の足元をより堅固にすることが、現状から脱却する唯一の道だ」と述べ た。

原題:Weidmann Rejects Draghi’s ‘No to Everything’ Bundesbank Jibe (1)(抜粋)

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