信用リスクが上昇、カタルーニャと銀行問題がスペインを挟撃

26日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で国債と社債を保証するコストが上昇した。スペ インのカタルーニャ州が自治権の拡大を目指して選挙の前倒し実施を決 めたことに加え、ドイツとオランダ、フィンランドからは銀行救済での 欧州安定化メカニズム(ESM)の役割を限定するべきだとの発言が出 たことで、スペインは政治と経済両面の危機の挟み撃ちに合った。

ロンドン時間午後0時3分現在、欧州の国債保証コストの指標であ るiTraxx・SovX西欧指数は7ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)上昇し142bp。スペイン国債のCDSスプレッドは23bp 上昇し390bp。欧州の銀行・保険25社の優先債のCDSスプレッドで 構成するマークイットiTraxx金融指数は11bp上昇の205bp。

インベステック・バンク(ロンドン)のアナリスト、エリザベス・ アフセス氏は「スペインが見舞われている危機を、カタルーニャ州政府 が権限拡大のための政争の具にしようとしているのは気がかりだ」と述 べた。「さらに、銀行同盟の実現が遅れる可能性は高いが、その場合は 銀行の資本増強の資金もスペインの国庫から出さなければならず、最大 で1000億ユーロの負債増加になり得る」と付け加えた。

原題:Credit Risk Surges as Catalan Concern Adds to Spanish Bank Woes(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE