イタリア入札:6カ月物落札利回り3月来の低水準-ECB支え

イタリア政府が26日に実施した6カ 月物証券の入札で、落札利回りは3月以来の低水準となった。欧州中央 銀行(ECB)の国債購入計画が支えとなっている。

90億ユーロ(約9000億円)相当の6カ月物証券の平均落札利回り は1.503%と、8月29日の入札時の1.585%を下回った。これは、3月28 日の入札での1.119%以来で最低。この日の入札で、応札倍率は1.39倍 (8月は1.69倍)だった。

ドラギECB総裁は財政難国が欧州の救済基金に支援を求めて条件 に合意した上で、ECBが国債を購入する計画を示したが、イタリアの モンティ首相は今のところ支援を要請してはいない。

銀行救済での基金の役割を制限する趣旨のドイツとオランダ、フィ ンランドによる共同声明を受け、この日の流通市場でイタリア債とスペ イン債は下落している。

スピロ・ソブリン・ストラテジー(ロンドン)のマネジングディレ クター、ニコラス・スピロ氏は入札後の電子メールで「イタリアにとっ て今最大のリスクはスペインの政治・経済危機の悪化だ」と指摘。スペ インのラホイ首相が救済要請を見合わせている「時間が長引けば長引く ほど、投資家の不安がイタリアに飛び火する可能性が高まる」と解説し た。

原題:Italy Sells Bills at Lowest Rate Since March on ECB Pledge (1)(抜粋)

--取材協力:Andrew Frye.

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