ギリシャ債務の減免を-IMF専務理事、ユーロ圏に圧力

国際通貨基金(IMF)のラガルド 専務理事はギリシャ支援について、債務の一部減免を検討し、ユーロ圏 分裂阻止の取り組みを強化するよう求めた。

ラガルド専務理事は24日、ワシントンのピーターソン国際経済研究 所で、「ギリシャの債務への対応が必要になるだろう」と語った。 IMFは欧州が追加的なギリシャ支援を行う必要があるとの認識を示 し、欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ国債あるいはユーロ圏 の各国政府が供与した融資について損失の負担を検討すべきだとしてい る。

同専務理事は、成長見通しが極めて弱いため、現在協議されている 予算措置ではギリシャの財政赤字は解消されないだろうと指摘。さら に115億ユーロ(約1兆1500億円)を切り詰めるだけでは、IMFと欧 州連合(EU)の欧州委員会、ECBが共同で管理する救済策を支える には十分でないと述べた。

ラガルド専務理事の発言は、ギリシャを債務再編によってさらに救 済するようユーロ圏に圧力をかけるものだ。専務理事は26日にベルリン でドイツのメルケル首相と会談する。

原題:Europe Pushed by IMF’s Lagarde to Consider Greek Debt Write-Off(抜粋)

--取材協力:James G. Neuger.

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