コーカー米議員:QE3はFRB議長の長くとどまり過ぎ示す

ボブ・コーカー米上院議員(共和、 テネシー州)は、量的緩和第3弾(QE3)を実施するとした米金融当 局の決定は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「長く とどまり過ぎた」ことを示すと指摘した。同議員は連邦準備制度の監督 権限を有する委員会のメンバー。

コーカー議員(60)は、米金融当局の資産購入により、信頼できる 財政計画の策定を議会に求める圧力は弱まったと指摘。同計画は長期的 な経済成長の基礎を提供すると考えていると述べた。

同議員は25日にワシントンで開かれたブルームバーグ・ガバメント 主催の朝食会で、「私はバーナンキ氏を存じ上げており、非常に尊敬し ている」とした上で、「私の金融当局批判は主として、議会への圧力軽 減に関するものだ」と説明。「われわれが行動しなかったことが原因で 市場が悪化した場合は、われわれは行動するだろう」と付け加えた。

コーカー議員はバーナンキ議長の金融危機時の行動については高く 評価。2010年11月に発表された債券購入第2弾はデフレ阻止という適切 な狙いがあったと述べた。同議員は上院銀行委員会のメンバーで、2009 年のバーナンキ議長の再任投票では賛成票を投じた。

コーカー議員は別のブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、「バーナンキ議長は危機の際は見事な仕事をした」としながらも、 「彼は長くとどまり過ぎたと思う。最近の議長の行動の多くに強く失望 している」と語った。

FRBのデービッド・スキッドモア報道官はコメントを控えた。

06年にFRB議長に就任したバーナンキ氏は、1期目はブッシュ大 統領(当時)、2期目はオバマ大統領から指名された。

原題:Corker Says QE3 Shows Bernanke Has ‘Stayed Too Long’ at Fed (1)(抜粋)

--取材協力:Peter Cook.

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