【テクニカル分析】ユーロは対円で約12年ぶり安値更新へ、一目均衡表

三井住友銀行の宇野大介チーフスト ラテジストによると、約2カ月間にわたってユーロ高・円安傾向にあっ たユーロ・円相場は来月にも、約12年ぶりのユーロ安値を付ける可能性 が高い。

ユーロ・円相場は一目均衡表(週足)で見ると、①やや短期的な方 向性を示す転換線が基準線を下回る②相場水準が雲より下にある③遅行 スパンが相場水準を下回る-のいわゆる「売り3役」の状況にある。一 方、日足では①②③が正反対の「買い3役」となっている。

宇野氏は25日のインタビューで、日足のユーロ・円相場は足元で 「転換線と基準線を相次ぎ下抜けし、下落基調が強まっている」と指 摘。2本の先行スパンに挟まれた「雲」が交差して厚みがなくなる10月 8-10日にも、同水準を下回ると予想した。その後は、欧州連合 (EU)首脳会議が開かれる18、19日ごろ、7月24日に付けた2000年11 月以来の安値の1ユーロ=94円12銭を下抜けるとみている。

ユーロ・円相場は26日午前10時27分時点で100円43銭前後。一目均 衡表(日足)の雲は来月8-10日、97円76銭に位置する。1999年1月の ユーロ導入以来の最安値は00年10月26日に付けた88円97銭。

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