ギリシャでゼネスト、サマラス政権発足後初めて-26日に実施

ギリシャでは26日、賃金カットや財 政緊縮策に反対するゼネストが予定されている。ユーロ圏残留に財政措 置が不可欠だと主張するサマラス首相率いる政権の発足後、初となる。

2月以来となる同ストでは学校と病院、フェリー、政府サービスが 閉鎖。小売店はデモ参加のため午後3時(日本時間同9時)から店を閉 める。市民が市街中心部でのデモに参加できるよう、バスや路面電車は 午前9時から午後9時まで運行される。航空管制官による3時間のスト で、ギリシャ周辺の運航に影響が出る予定。

ギリシャ財政をめぐり新たな観測が渦巻く中で、同国では115億ユ ーロ(約1兆1500億円)の緊縮策の大きな部分を占める給付金や賃金、 年金カットに抗議するストが実施されることになる。国際通貨基金 (IMF)のラガルド専務理事は24日、景気低迷や資産売却の遅れで財 政が悪化したとして、足元の緊縮策では資金調達ギャップに対応できな いとの認識を示していた。

ユーラシア・グループのエコノミスト、ウォルファンゴ・ピコリ氏 (ロンドン在勤)は、今回のストはサマラス首相にとって厳しい局面の 始まりとなりそうだと指摘し、「首相はこうした一連の課題への対処で 自身に残された時間がどれくらいか特に心配することだろう」と語っ た。

原題:Greek General Strike Marks First Test for Samaras’s Coalition(抜粋)

--取材協力:Marcus Bensasson.

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