ドイツ銀の増資の是非で株主の意見割れる-ジェイン共同CEO

ドイツ最大の銀行、ドイツ銀行の資 本増強の在り方をめぐって投資家の意見は割れており、株式発行を回避 する同行の計画を支持する投資家もいる。アンシュー・ジェイン共同最 高経営責任者(CEO)が25日にロンドンで開かれたバンク・オブ・ア メリカ主催の会議で明らかにした。

ジェイン共同CEOは、今月11日に同行の戦略を発表した後の投資 家との会談で「2つの反応を得ている」と説明。われわれを支持してい る投資家は一様に「資本を有機的に伸ばす経営陣の方針を称賛する」考 えを伝えてきたという。

2008年のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻を受 けた銀行救済が繰り返される状況の再発防止を狙ったルールに基づき、 ドイツ銀は今月、最もリスクが高いとみなされる資産を圧縮する計画を 加速させた。ジェイン共同CEOは資本をめぐる懸念が株価に影響を与 えていることを認めながらも、他の選択肢を先に追求せずに株主に頼る のは「無責任」との見解を示している。

ジェイン共同CEOは、株式発行の支持者の要望は「基本的により 低い価格で投資したい投資家からのものであり、それも理解できる」と 述べた一方、株式発行に反対する株主は「われわれの戦略が現実的だと 考えている」と語った。

ジェイン共同CEOとユルゲン・フィッチェン共同CEOによる11 日の発表によれば、同行は新たな銀行資本規制(バーゼル3)に基づ き、リスク資産に対する狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率 を2013年3月末までに8%以上、その2年後に10%を上回る水準に引き 上げる計画。

原題:Jain Says Investors Split on Deutsche Bank Capital, Applaud Plan(抜粋)

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