ECBノボトニー氏:ユーロ圏政策金利、引き下げの必要ない

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、オーストリア中央銀行のノボトニー総裁は、現時点で金利 を変更する必要性を認めていないと発言した。

同総裁はオーストリア紙プレッセとのライブ・インターネット・チ ャットで「現在のユーロ圏に金利変更の必要があるとは思わない」と語 った。

クーレECB理事も23日に、ユーロ圏景気の見通しが改善している と同時にインフレ率は高水準を維持していることから、「追加利下げの 必要性が絶対に明確なわけではない」と発言。10月4日の政策委員会で の利下げ観測に水を差した。

ECBは7月に主政策金利であるリファイナンスオペの最低応札金 利を過去最低の0.75%に引き下げた。ブルームバーグ・ニュースのエコ ノミスト調査では追加利下げが予想されている。7月の政策委員会では 下限政策金利である中銀預金金利も引き下げられ、ゼロに設定された。

ノボトニー総裁は中銀預金金利について「マイナス金利は理論的に は可能だが、実際問題としては望ましくもないし現実的でもないと思 う」と語った。ECBはオペで応札額全額を供給しているため、中銀預 金金利が事実上、短期金利を誘導する政策金利となっている。

原題:ECB’s Nowotny Says He Doesn’t See a Need to Cut Rates for Now(抜粋)

--取材協力:Joshua Robinson.

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