iPhone5の供給不足、薄型ディスプレー採用が原因

米アップルはスマートフォン(多機 能携帯電話)の新機種「iPhone(アイフォーン)5」のディスプ レーにより薄型で軽量のタッチスクリーンを採用することを決めたが、 これが部品不足を招き、発売された週末の供給不足につながったよう だ。

アップルは最新機種でディスプレーとタッチセンサーを統合したイ ンセル式ディスプレー技術を初めて採用した。関連部品はLGディスプ レーとジャパンディスプレイが製造している。

アイフォーン5の2010年以来となる本体デザインの変更では、この 技術を利用して製品をさらに薄型化。これが奏功し、発売後3日間の販 売台数は過去最高の500万台に達した。だが、インセル式ディスプレー の製造プロセスは従来のスクリーンよりも精密な作業が必要なため、ボ トルネックが生じる原因となっている。

バークレイズのアナリスト、ベン・ライツィス氏は24日付のリポー トで、「アップルはインセル式ディスプレー技術への移行のおかげで生 産が大きな制約に直面し、需要への苦しい対応を迫られている」としな がらも、約1000万個のインセル式ディスプレーが7-9月期に利用可能 との見通しを示した。

原題:Apple Use of Thin Display Seen Driving IPhone 5 Supply Shortfall(抜粋)

--取材協力:Dina Bass、Ian King、Mariko Yasu.

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