豪中銀:家計の状態は良好、債務返済で余力-金融安定化報告

オーストラリアの世帯は住宅ローン の返済を早めたり、貯蓄を増やして金銭面での備えに動く一方、企業は 借り入れに一段と前向きな姿勢を示唆していると、オーストラリア準備 銀行(中央銀行)が指摘した。

豪中銀は25日公表した金融安定化報告で、「住宅ローンの返済余力 を持つ世帯の割合の多さを考慮すると、比較的低い水準の失業や緩やか な所得の伸びと合わせて、大半の世帯は債務を返済する上で良好な状態 にあるようだ」と解説した。

一方、企業の信用は7月までの半年間で年率6.5%のペースで伸び ており、借り入れに対する企業の意欲が回復し始めた可能性」を示唆し ていると分析。それ以前の3年間は大半で減少していたという。ただ、 需要の弱さに加えて、銀行が過去数十年に経験してきた増益の伸びの確 保に苦戦する可能性があるため、全体的な信用の伸びは恐らく「しばら くの間、極めて抑制された」状態が続くだろうとの見方を示した。

原題:Australian ‘Buffer’ Shields Households From Slump, RBA Says(抜粋)

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