米国の豚肉供給、1975年以来の低水準に減少か-干ばつの余波

米国の養豚業者は2009年以降で最も 速いペースで食肉処理を進めている。飼料価格の高騰で業者の損失が過 去14年で最大にまで拡大する可能性が高いためだ。これにより、来年は 飼育数が減少し豚肉価格が反発する可能性がある。

米農務省のデータによると、1-8月に食肉処理された豚は7330万 頭と、3年ぶりの高水準となった。1人当たりへの豚肉供給量は来 年、1975年以来の低水準に落ち込むと予想されている。ブルームバーグ がアナリスト12人を対象に実施した調査の中央値では、豚赤身肉先物価 格は1年以内に40%上昇し1ポンド当たり1.055ドルになるとみられて いる。豚赤身肉の6月30日以降の下落率は他の全ての商品銘柄を上回っ ている。

米国が1956年以降で最悪の干ばつに見舞われたため、飼料用トウモ ロコシ価格は先月、過去最高値に達した。パデュー大学の推計によれ ば、養豚業者の損失は10-12月(第4四半期)に1頭当たり約44ドルと なる可能性がある。予想通りなら1998年以降で最大。

原題:Pork Supply Shrinks to Lowest Since 1975 on Drought: Commodities(抜粋)

--取材協力:Leslie Patton、Steve Stroth.

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