SF連銀総裁:QE3を来年も続ける「強い根拠」持ち得る

米サンフランシスコ連銀のウィリア ムズ総裁は24日、いわゆる「オペレーションツイスト(ツイストオ ペ)」が12月に終了した後、米金融当局は恐らく成長促進に向け債券購 入を拡大させる必要があるとの見解を示した。

同総裁はサンフランシスコでの講演後に記者団に対し、「当局は住 宅ローン担保証券(MBS)購入を2013年に入っても継続すると私は予 想する。また米長期債など他の資産の購入を拡大ないし継続する強い根 拠を持ち得るとみている」と発言。「年末時点で労働市場の情勢が大幅 に改善しているとは見込めない」と説明した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は13日、MBSを毎月400億ド ル(3兆1100億ドル)購入する量的緩和第3弾(QE3)を発表。労働 市場が改善しなければ追加緩和の用意があると表明した。

ウィリアムズ総裁は、当局に恐らく必要となるのは、期間が長めの 米国債を「現在のレート」で購入し続け、現行のツイストオペのように 並行して短期債売却は行わないことだと指摘した。

同総裁は、金融当局が資産購入を「14年後半よりはかなり前に」終 了すると予想していると述べた。また14年後半に利上げを開始するのは 「やや時期尚早」だろうとし、FOMC声明にあるように米経済は「少 なくとも15年半ばまでは」金利をゼロ近辺にとどめる必要があると語っ た。

ただ、金融刺激策は実体経済に効果が浸透するまで時間がかかるた め、完全雇用の実現を待たずに利上げを開始すべきだと同総裁は指摘。 新たな刺激策も寄与し、米経済成長率は恐らく来年が2.5%、再来年 が3.25%になるとの見通しを講演で明らかにした。

原題:Fed’s Williams Sees ‘Strong Case’ for Extending QE3 Into 2013(抜粋)

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