米企業の社債保証コスト、上昇-欧州危機めぐる懸念くすぶる

24日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが前週末に続き上 昇。欧州債務危機をめぐる懸念がくすぶっている。

ブルームバーグが集計したデータによると、北米企業の信用リスク の指標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニ ューヨーク時間午後5時29分(日本時間25日午前6時29分)現在、2.1 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の98.5bp。ウェル ズ・ファーゴの社債保証コストはこの6週間余りで最も高い水準に上昇 した。

メルケル独首相の側近であるミヒャエル・マイスター議員は24日、 スペインは状況をありのままに説明し、全面的な救済が必要かどうかを 決める必要があると語った。世界的に景気回復が弱まる中、ドイツの9 月の企業景況感指数が予想に反して低下してこの2年半余りで最も低い 水準となり、企業のバランスシートに圧力がかかる恐れがある。

コートビュー・キャピタル・セキュリティーズのクレジット戦略責 任者、マーク・ピブル氏は電話インタビューで、「欧州から引き続き懸 念材料が出てくるというのが当社の認識だ」と語った。その上で、「わ れわれの見方は明らかに一段と弱気だ」と述べ、最大のリスクは「景気 減速であり、これがリスクプレミアムの上昇につながることだ」と語っ た。

原題:Corporate Credit-Default Swaps in U.S. Increase for Second Day(抜粋)

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