キャタピラー:15年利益見通し下方修正-鉱山関連の投資減で

建設機器メーカー最大手、米キャタ ピラーは、2015年の1株利益見通しを下方修正した。鉱物生産業者が設 備投資を減らしていることが背景。

24日の発表資料によると、キャタピラーは15年の1株利益を12-18 ドル、売上高は800億-1000億ドルと見込む。9月6日時点では、3年 後の1株利益として15-20ドルを目指すとしていた。

ダグ・オーバーヘルマン最高経営責任者(CEO)は24日の発表文 で、「今の世界でいくつかの地政学的な要因や経済的要因が不確実性を 引き起こしているが、われわれの基本的シナリオでは今後数年の世界経 済は緩やかな成長となる見通しだ」と述べた。同CEOはラスベガスで 開かれる業界会合でのアナリスト向け説明前にコメントを発表した。

オーバーヘルマンCEOは商品需要の伸びが続くとみて採掘機器メ ーカーのビサイラス・インターナショナルを昨年86億ドルで買収。11月 には中国のERAマイニング・マシナリーの買収に合意している。た だ、世界最大の石炭・金属消費国である中国での景気減速を受けて鉱山 会社が設備投資を縮小し、同CEOの計画に圧力がかかっている。

JPモルガン・チェースの今月21日付リポートによると、世界の鉱 山関連の設備投資は今年、1360億ドルでピークに達し、14年までに は14%減少する見通し。世界最大の鉱山会社、オーストラリア・英系 BHPビリトンは先月、推定680億ドル規模のプロジェクトを延期。オ ーストラリアの鉄鉱石生産会社フォーテスキュー・メタルズ・グループ は今月4日、通期の支出見通しを26%下方修正し46億ドルとした。

原題:Caterpillar Cuts 2015 Earnings Outlook as Mining Spending Falls(抜粋)

--取材協力:Simon Casey.

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