IMF専務理事:ギリシャは資金調達ギャップに直面

ギリシャは景気低迷や民営化の遅れ で財政状況が悪化しているため、検討中の財政措置では解決できない資 金調達ギャップに直面していると、国際通貨基金(IMF)のラガルド 専務理事が指摘した。

ラガルド専務理事は、IMFと欧州委員会、欧州中央銀行( ECB)で構成されるいわゆるトロイカによる1300億ユーロ(約13 兆1000億円)のギリシャ支援を軌道に戻すには、ギリシャ政府とトロイ カが協議中の115億ユーロの歳出削減を模索する取り組みでは不十分だ ろうとの見解を示した。

24日にワシントンで講演した同専務理事は、「資金調達ギャップ」 が表面化したのは民営化の大幅な遅れに伴う売却収入の不足や「限られ た歳入」という「マクロ経済情勢」が理由だと分析。「ギリシャ債務は 考慮すべき事柄として対処される必要があろう」と付け加えた。

ギリシャとトロイカは先週、同国が支援を受ける上で鍵となる歳出 削減策をめぐる協議で結論が出ず、1週間中断することで合意した。ラ ガルド専務理事の24日の発言は、両者の合意がこれまでの措置を超える 内容となる必要性を示唆している。

原題:IMF’s Lagarde Sees Greek Finance Gap Beyond Fiscal Measures (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE