NY金:7週間ぶり大幅安-ドル上昇で代替投資需要が後退

ニューヨーク金先物相場は反落。約 7週間ぶりの大幅安となった。ドル相場が上昇し、代替投資としての需 要が弱まった。

ドルは主要通貨バスケットに対して最大0.6%上昇した。ドイツの メルケル首相とフランスのオランド大統領の22日の会談で、欧州の銀行 セクターの共同監督制度導入に関する工程表をめぐり意見が対立した。 ドイツのIfo経済研究所がまとめた9月の独企業景況感指数は5カ月 連続の低下となった。金は前週まで5週連続で上昇。世界的な金融緩和 で通貨の価値が低下し、インフレが台頭するとの懸念が背景にあった。

RJオブライアン・アンド・アソシエーツのシニア商品ブローカ ー、フィル・ストライブル氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、 「欧州をめぐる不透明感がドルを押し上げている」と指摘。「金は最近 の大きな上昇局面の後、現在の水準で値固めとなっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12 月限は前営業日比0.8%安の1オンス=1764.60ドルで終了。中心限月と しては8月2日以来の大幅な下げとなった。

原題:Gold Falls Most in Seven Weeks as Stronger Dollar Crimps Demand(抜粋)

--取材協力:Nicholas Larkin.

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