欧州株:下落、銀行監督で独仏の意見が対立

24日の欧州株式相場は下落。ユーロ 圏の銀行監督一元化の実現の時期についてドイツとフランスが合意でき なかったことが手掛かり。中国経済の減速懸念も響いた。

英鉱山会社アングロ・アメリカンは2.6%安。同銘柄を中心に資源 株は下げた。オランダのフグロの部門を12億ユーロで買収することに合 意したフランスのCGGベリタスは5.3%安。オランダの速配サービス 会社、TNTエクスプレスは2.6%下落。最高経営責任者(CEO)の 辞任が嫌気された。

ストックス欧州600指数は前週末日比0.4%安の274.70で終了。18日 以降で最大の値下がりとなった。金属と銀行、建設関連の銘柄が売られ た。同指数は6月4日に付けた年初来安値を17%上回っている。

ピール・ハント(ロンドン)のストラテジスト、イアン・ウィリア ムズ氏は「週末にユーロ圏から出てきた材料で、週明けのリスク資産の 展開が暗くなった」と指摘。市場では「透明性が求められている。期待 されていた一連の中央銀行による措置は既に講じられており、市場の関 心は今は経済活動に絞られている」と続けた。

独仏首脳は欧州の銀行セクターの共同監督制度導入に関する工程表 で対立。オランド仏大統領は導入が「早いほど良い」としたが、メルケ ル独首相はその主張をはねのけた。

24日の西欧市場では、デンマークとアイスランドを除いた各国で主 要株価指数が下落。ドイツのDAX指数は0.5%、英国のFTSE100指 数は0.3%それぞれ下げた。フランスのCAC40指数は1%安となっ た。

原題:European Stocks Fall Amid Discord Over Banking Union; TNT Slides(抜粋)

--取材協力:Peter Levring.

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