ドイツ、スペインの優柔不断にしびれ切らす-救済めぐり

ドイツはスペインの優柔不断にしび れを切らしつつある。ラホイ・スペイン首相は歯切れの悪い言葉使いを やめ、全面的救済が必要かどうかを明言するべきだとドイツの与党幹部 が24日、苦言を呈した。

メルケル独首相のキリスト教民主同盟(CDU)の幹部、ミヒャエ ル・マイスター議員はベルリンでのインタビューで、ラホイ首相は「状 況をありのままに説明するべきだ」とし、それをしないということは同 首相の「コミュニケーションに問題があるということだ。支援が必要な らばそう言わなければならない」と語った。

欧州の危機解決は、銀行同盟をめぐる不協和音とギリシャの財政目 標達成の不透明性、救済要請に二の足を踏むスペインの姿勢によって停 滞している。マイスター議員の発言はこの状況へのいら立ちを示した。 欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領もこの日、危機との闘いで当 事者らが「切迫感」を失う傾向があるとして警告を発した。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が高債務国の国債購入の仕組 みを打ち出した後もスペインは態度を鮮明にせず、ドイツではいら立ち が募っている。

マイスター議員はこの日のブルームバーグテレビジョンとのインタ ビューで、スペインの優先課題は銀行の資本増強だと述べた。既存のス ペインの改革政策が経済と財政の再建に十分であるよう望むとの考えを 示唆する一方、ドイツはスペインの全面的救済を廃除しないとも述べ た。そのような救済には条件が伴うとくぎを刺し、条件なしの救済を 「ドイツ議会は認めないだろう」と強調した。

原題:Germany Losing Patience With Spain on Aid, Merkel Ally Says(抜粋)

--取材協力:Jones Hayden、Brian Parkin.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE