9月独Ifo景況感指数は101.4、5カ月連続低下-債務危機で

ドイツのIfo経済研究所がまとめ た9月の独企業景況感指数は予想に反して下げ、5カ月連続の低下とな った。欧州ソブリン債危機が景気見通しを曇らせた。

Ifo経済研が24日発表した9月の企業景況感指数は101.4と、前 月の102.3を下回り、2010年2月以来の低水準となった。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の予想中央値は102.5だっ た。

ユーロ圏では少なくとも5カ国がリセッション(景気後退)に追い 込まれ、ドイツの輸出品の需要は圧迫されている。欧州中央銀行( ECB)のドラギ総裁はユーロ分裂を回避するとともに域内の金利を管 理する能力を取り戻すため、無制限の国債購入計画を打ち出した。

INGグループ(ブリュッセル)のシニアエコノミスト、カルステ ン・ブルゼスキ氏は「今回のIfo指数は、ドイツ企業がドラギ総裁の 技が経済に与える効果に引き続き懐疑的であることを示した」と指摘。 「ユーロ圏崩壊の懸念は明らかに薄れつつあるものの、ドイツ企業の期 待は低下している。域内におけるドイツの貿易相手国の構造改革は時間 を要し、ドイツ製品に対する需要は抑えられるだろう」と続けた。

同時に発表された9月の期待指数は93.2と、8月の94.2を下回り09 年5月以来の最低を付けた。現状指数は110.3と、8月の111.1(改定前 =111.2)から低下した。

原題:German Business Confidence Unexpectedly Dropped in September (2) (抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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