中国サンテック・パワー、NYSEが上場廃止の可能性を通告

世界最大の太陽光パネルメーカー、 中国のサンテック・パワー・ホールディングスは、上場廃止の可能性を ニューヨーク証券取引所(NYSE)から警告されたのを受け、米国預 託証券(ADR)価格の押し上げを目指している。

サンテックの21日の発表資料によれば、同社ADRの終値平均が今 月10日時点で30営業日連続で1ドルを下回ったため、NYSEから上場 廃止の恐れがあるとの通告を受けた。上場廃止を回避するには通告から 半年以内に上場基準を満たす必要がある。サンテックはNYSEに対 し、「所定の期限内に是正」する考えを伝えたが、具体的な方法は明ら かにしていない。

レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのアナリスト、パ ベル・モルチャノフ氏は21日のインタビューで、サンテックの選択肢は 限られていると指摘。「同社は20億ドル(約1600億円)の債務にあえぐ 一方で、時価総額はその10分の1にとどまっている」と説明。「債務を 再編すれば株式の価値はゼロになる」と述べた。同氏はサンテック ADRの投資判断を「セル」相当としている。

他の中国の同業大手も上場廃止となる恐れがある。ブルームバーグ がまとめたデータによれば、JAソーラー・ホールディングスの終値は 過去17営業日にわたり1ドルを割り込んでいる。

原題:Suntech Seeks to Boost U.S. ADR Price After New York Warning (2)(抜粋)

--取材協力:Ehren Goossens.

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