豪資源相:今後18カ月で4つのLNG事業が最終投資決定の見通し

豪州のマーティン・ファーガソン資 源エネルギー相は、今後18カ月で4つの液化天然ガス(LNG)プロジ ェクトが最終投資決定(FID)されるとの見通しを示した。経済産業 省が主催のLNG産消会議に出席するために来日した同氏は21日、ブル ームバーグ・ニュースの取材に答えた。

具体的には豪資源会社のウッドサイド・ペトロリアムがオペレータ ー(操業主体)となるブラウズLNG計画やサンライズ計画、米エクソ ンモービルと豪BHPビリトンのピルバラ(スカブロー)計画、米ヘス のプロジェクトが最終投資決定されると想定。同氏は「これら4つの計 画がFIDに至れば総投資額は1000億豪ドル(8兆1300億円)にのぼ る」と話した。

北米地域のシェールガスやロシア、東アフリカで新たな事業が計画 されており、LNGが供給過多になることも予想されている。同氏は、 現時点では米国が自由貿易協定(FTA)未締結国へのLNG輸出に政 府の許可を必要としている点に触れ、「豪州では、ウランを例外とし て、LNGも含めていかなるコモディティーの輸出にも政府許可はいら ない」と指摘。

さらに、LNG以外でも石炭や鉄鉱石、金属でも日本やアジア諸国 との取引の歴史があることや、政治的なリスクが少ないことが豪州の強 みだと強調した。

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