【個別銘柄】ルネサスがストップ高、キヤノン下落、日本紙G安い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

ルネサスエレクトロニクス(6723):制限値幅上限のストップ高と なる前週末比80円(31%)高の336円。産業革新機構とトヨタ自動車な どが年内に、1000億円超を共同出資してルネサスの過半数の株式取得を 目指す、と22日付の日本経済新聞朝刊が報じた。トヨタのほか、日産自 動車やホンダ、パナソニック、キヤノンなどが出資候補だという。革新 機構幹部は同日、ブルームバーグ・ニュースの取材に対し、ルネサスか ら要請があれば「支援を検討する」と述べた。

キヤノン(7751):3.9%安の2689円。20日に一時操業再開した中 国広東省の珠海工場について、反日デモ活動への従業員の動揺が続くと して21日午後から再び操業を停止した、と広報担当の藤森寛朋氏が22 日、ブルームバーグ・ニュースの電話取材で語った。残る2工場のう ち、中山工場も20日午前から操業停止が続いており、操業停止長期化に よる収益への影響が懸念された。

日本製紙グループ本社(3893):3.9%安の999円。クレディ・スイ ス証券は投資判断「中立」で新規カバレッジを開始した。会社は石巻工 場の稼働再開に伴い販売数量の挽回を見込む今期計画だが、現在は能力 増分を十分に吸収するほどには需要が強くないため、計画は未達になる と予想。また、輸入紙の増加が顕著な印刷用紙の事業構成比が高く、為 替レートが円安転換しないならば、国内勢の市場シェア奪還は難しく、 同社のディスカウント要因になると指摘した。

中国関連:コマツ(6301)が1.6%安の1567円、JFEホールディ ングス(5411)が4.9%安の1070円など。米CBBインターナショナル が発表した中国版ベージュブックによると、今後半年の増収を予想した 製造業者の割合は3カ月前に実施された前回調査に比べ18ポイント低下 し53%だった。一方、減収予想は20%と倍増した。小売業者では、増収 予想は10ポイント低下の58%となった一方、減収予想は20%とほぼ倍増 した。

ファミリーマート(8028):1.6%高の3820円。タイでの事業展開 を加速させるために、同国小売最大手のセントラル・リテール・コーポ レーション(CRC)を新たな事業パートナーとし、12年8月末現在 で746店舗ある店舗数を5年後に1500店舗、10年後に3000店舗まで拡大 を目指す、ときょう午後発表した。現地運営会社の持株会社である SFMホールディングスの全保有株式(96.24%)をCRCに譲渡す る。

三菱電機(6503):3.1%安の631円。自動車部品の販売をめぐり価 格カルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は24日までに独占禁止 法違反の疑いで、同社やカルソニックカンセイ(7248)など5社に再発 防止を求める排除措置命令を出す方針を固め、各社に事前通知した、 と24日に日経新聞電子版が報じた。三菱電広報部の担当者はブルームバ ーグ・ニュースの取材に対して、匿名を条件に「事前通知書は受領し た」と述べた。カルソニックカンセイは5.4%安の332円。

住友ベークライト(4203):5.7%安の297円。主力の半導体関連材 料事業で薄型テレビやパソコン向けの大口需要が本格的な回復に至ら ず、高機能プラスチック事業も予想を下回る見込みとなったとして、4 -9月期の連結純利益予想が従来予想を30%下回る23億円になる、との 見通しを21日に発表した。また、中間配当予想も従来予想の7円50銭か ら5円に減配した。

ライフコーポレーション(8194):1.5%安の1310円。既存店の売 上高が当初予想を下回ったほか、積極的な店舗改装や出店拡大に対応し た先行投資などに伴う費用が予想以上に膨らんだことから、13年2月期 の連結純利益が従来予想を31%下回る34億円になる、との見通しを21日 に発表した。

三菱重工業(7011):1.5%高の339円。発電プラントを手掛ける原 動機部門の13年3月期営業利益が従来予想の750億円を200億円程度上回 る公算が大きい、と22日付の日経新聞朝刊が報じた。利益率の高いサー ビス事業の伸長や、海外調達によるコスト削減が寄与するという。

安川電機(6506):1.5%安の530円。みずほ証券は21日、目標株価 を670円から650円に引き下げた。主力のサーボモーターとインバーター における足元の受注低迷や為替変動を踏まえ、13年3月期連結営業利益 予想を140億円から120億円に、14年3月期を170億円から150億円にそれ ぞれ減額した。

JSR(4185):2.6%安の1348円。CLSAは21日、目標株価 を1500円から1450円に引き下げ、投資判断「アンダーパフォーム」を継 続した。合成ゴムなどエラストマーの需要下振れを反映し、13年3月期 連結営業利益予想を385億円から365億円に減額した。

トピー工業(7231):5.4%安の174円。中国における建設機械市場 の回復の遅れや鉱山機械需要の軟化に伴い、建機用足回り部品が当初予 想を下回るなどとして、13年3月期の連結純利益予想を従来予想に比 べ42%減額し、33億円になるとの見通しを21日に発表。前期比では45% の増益予想が一転、16%の減益に転じる。また、中間配当と期末配当を それぞれ従来予想の3円から2円に引き下げた。

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