【ECB要人発言録】無制限マネー創出で物価上昇も-バイトマン氏

9月18日から23日までの欧州中央 銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<9月23日> クーレ理事(ラマラでの講演):ECBは各国政府の資金調達に貢献し てはいない。そのようなことはわれわれの権限から完全に外れており、 われわれの意図するものではない。

クーレ理事(ラマラでの講演):追加利下げすべきかどうかという判断 は現時点で未定だ。経済指標やインフレ動向を考慮すると、追加利下げ の必要性が絶対に明確なわけではない。

<9月22日> アスムセン理事(オランダ紙NRCハンデルスブラットとのインタビュ ー):ECBの新たな国債購入計画は、各国が事前に厳しい条件を満た す必要があるため、従来のものより良い。

<9月21日> プラート理事(ドイツ財務省の月報に寄稿):経済・通貨同盟の本来の 機能を完全に取り戻すためには、欧州統合に向けた迅速で勇気のある措 置が必要だ。長期的なインフレ期待は物価安定に沿った水準でしっかり と抑制されている。

<9月20日> クーレ理事(パリでの講演で量的緩和=QEとECBの債券購入プログ ラム=OMTについて):ユーロ圏全体としては、QEを正当化するよ うなデフレの脅威を示すはっきりした兆候はない。QEは与信環境を緩 和するためのものだが、OMTは必ずしも緩和するためではない。

ノワイエ・フランス中銀総裁(独紙フランクフルター・アルゲマイネと のインタビューでECBの債券購入プログラムについて):効果が極め て迅速に表れることを期待している。条件が守られていないとIMFと ユーロ圏各国政府が判断した場合、ECB は直ちに債券購入を停止す る。無制限の購入プログラムは抑止のための武器だ。

<9月18日> バイトマン独連銀総裁(フランクフルトで講演):国家の資金ニーズが 大きい時に政府が中銀をコントロールすることはしばしば、マネーサプ ライの過度の拡大につながり、その結果としてインフレによるマネーの 価値低下をもたらしてきた。金融政策は何にも妨げられることなくマネ ーの価値安定に集中するための信頼性を確立するものだ。

マクチ・スロバキア中銀総裁(ブラチスラバで記者団に対し):数学的 に(利下げが)必要ならば余地があることから、決定されるだろう。預 金金利がマイナスになることは問題にはならないが、憶測する理由はな い。

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