EU:銀行破綻の影響の大きさで資本上乗せ幅に変動も-草案

欧州連合(EU)域内の銀行が義務 付けられる自己資本の上乗せ分は、想定される破綻の影響の大きさで変 わってくる可能性がある。ブルームバーグ・ニュースが入手した草案で 明らかになった。

草案によれば、EUの欧州委員会は、銀行の破綻の悪影響が国内あ るいは欧州、世界レベルに及ぶのかどうかを判断して、資本の上乗せ分 を決める方向で準備している。銀行側は基準を満たすまで、ボーナス (賞与)と配当の支払いで制限を受けるという。草案はEU銀行法に関 する妥協点を探る話し合いを促すことを意図している。

各国政府の当局者がブリュッセルで20日開いた会合で討議したこの 草案は、破綻した場合に1カ国のみの経済に打撃を与える銀行にはリス ク加重資産の最大3%の資本上乗せが課せられるとしている。欧州と世 界レベルのシステムに影響が及ぶ銀行についての具体的な水準は記して いない。ただ、欧州銀行監督機構(EBA)が技術的なルールを立案す べきだとしている。

欧州委のバルニエ委員(域内市場・金融サービス担当)のスポーク スマンに取材を試みているが、これまでのところ接触できていない。

原題:EU Banks May Face Graduated Capital Surcharges in Compromise Bid(抜粋)

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