ピカソの愛人の肖像画とレスコの抽象画、予想価格は54.7億円

11月に開催される大規模な美術品オ ークションでは、サザビーズがパブロ・ピカソとマーク・ロスコの作品 の出品を予定しており、落札価格は2点で最高7000万ドル(約54億7000 万円)に上ると予想されている。

ロスコが1954年に描いた「No.1(ロイヤルレッド・アンド・ブ ルー)」の予想価格は3500万-5000万ドルで、11月13日夜にサザビーズ が開くオークションの目玉となる見通しだ。

事情に詳しい関係者によると、ロスコの作品を売却するのは米テキ サス州にある企業バーネットを保有するアン・マリオン氏。同氏の夫の ジョン・マリオン氏は、サザビーズの会長と首席競売人を務めた。サザ ビーズはこの作品について、家族信託の保有であると述べ、売却人を確 認することは控えた。

この作品はワシントンのナショナル・ギャラリー・オブ・アートの ほか、ニューヨークのホイットニー美術館、パリ市立近代美術館など多 くの美術館で展示された。

ピカソが愛人マリー・テレーズ・ワルテルを描いた肖像画の予想価 格は1500万-2000万ドル。36年に描かれたこの「Femme a la fenetre (Marie-Therese)」はサザビーズが5日夜に開く印象派・近代美術品の オークションに出品される。

ピカソは73年に死去するまでこの作品を所蔵。その後、孫娘のマリ ーナ・ピカソ氏が所蔵していた。ウィリアム・ルービン氏が監督し96年 にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開かれた「ピカソと肖像画」 展に出品された。

原題:Picasso’s Lover, 1954 Rothko May Fetch $70 Million at Sotheby’s(抜粋)

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