英中銀総裁:債務削減の先送りも容認-リセッション続くなら

イングランド銀行(英中央銀行)の キング総裁は、英経済がリセッション(景気後退)から抜け出すことが できなければ政府による債務削減の目標達成先送りも受け入れ可能だと の認識を示した。

同総裁は20日遅く、テレビ局チャンネル4とのインタビューで、 「経済成長が鈍いということなら、そういうことになる。実際、そうし た事態は常に計画の想定内だ」と説明、債務削減目標が達成できなくて も「受け入れ可能だが、世界経済が上向き、英景気がかなり速いペース で拡大し、真の言い訳がなくなれば、受け入れられなくなるだろう」と 述べた。

キング総裁はまた、「不確実さの黒雲」が残っており、多くがユー ロ圏の展開次第だと警戒しながらも、英経済に緩やかな回復の兆しがあ ると語った。4-6月(第2四半期)にマイナス0.5%成長となった英 経済は7-9月(第3四半期)に1年ぶりにプラス成長に転じる公算大 だと予想した。

欧州中央銀行(ECB)が打ち出した最新のユーロ圏債務危機対策 について聞かれた同総裁は、長期的な解決策ではないものの「長期的な 解決策を策定するために十分な時間稼ぎになる可能性がある」と話し た。

キング総裁はロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問 題にも触れ、バークレイズに続き課徴金処分を受ける英銀が出る恐れが あると予想。英金融サービス機構(FSA)は来週、LIBORなど指 標金利の将来の英国内の規制に関する報告書を公表する。「訴追という ことになるかもしれない。多額の課徴金が課される可能性があることは 確実だ。全く不本意だ」と述べた。

原題:King Says It May Be Acceptable for Osborne to Miss His Debt Goal(抜粋)

--取材協力:Fergal O’Brien.

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