米ミネアポリス連銀総裁、失業率5.5%下回るまで低金利維持を

米ミネアポリス連銀のコチャラコタ 総裁は、失業率が5.5%を下回るまで金融当局は政策金利をゼロ付近で 据え置くべきだとの見解を示した。同総裁が金融政策と具体的な経済目 標値を関連させる発言は今回初めて。

コチャラコタ総裁は20日、ミシガン州アイアンウッドで講演した。 講演原稿によると同総裁は、「米連邦公開市場委員会(FOMC)が物 価安定の責務を果たし続ける限り、失業率が5.5%を下回るまではフェ デラルファンド(FF)金利誘導目標を異例の低水準で据え置くべき だ」と述べた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は成長促進と雇用創出を目指し て先週、量的緩和第3弾を決定し、異例の低金利の時間軸も2015年半ば まで延ばした。

シカゴ連銀のエバンス総裁が具体的な経済目標に基づく金融政策の 調整を提案しているが、コチャラコタ総裁もこの案を支持し、「私の考 えはエバンス総裁の見解に非常に影響を受けた」と述べた。エバンス総 裁は、失業率が7%を上回り、インフレ見通しが3%を下回っている間 は緩和策を続けるべきだとの見解を明らかにしている。

コチャラコタ総裁は「金融緩和の拡大によってFOMCは雇用を創 出する一方で、物価の安定という責務をより良く達成できる」と言明し た。

原題:Kocherlakota Says Low Fed Rate Should Be Linked to Unemployment(抜粋)

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