英10年債は4日続伸、1週ぶり低利回り-景気懸念で質への逃避

20日の英10年債相場は4日続伸し、 利回りは1週間ぶり低水準となった。経済統計で中国や英国の景気鈍化 の兆候が示され、比較的安全とされる資産を求める動きが強まった。

ユーロ圏のサービス業と製造業を合わせた活動を示す指数が9月に 3年3カ月ぶり低水準に落ち込んだほか、8月の英小売売上高が4月以 降で初めて減少したことが手掛かり。英公債管理局(DMO)は入札で 5年債を45億ポンド発行した。

インベステック銀行(ロンドン)のアナリスト、ブライアン・バリ ー氏は「世界経済の底流にある健全性に再び注目が集まった」とし、 「このため、英国債やドイツ国債など安全と見なされる資産のパフォー マンスは、比較的リスクの高い資産を上回った」と続けた。

ロンドン時間午後4時45分現在、英10年債利回りは前日比5ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.80%。一時は1.78% と、12日以来の低水準となった。同国債(表面利率1.75%、2022年9月 償還)価格はこの日、0.43上げ99.58。

英政府統計局(ONS)が発表した8月の小売売上高指数(燃料含 む)は前月比0.2%低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト22人の調査中央値では0.3%低下が見込まれていた。

英5年債も4日続伸。利回りは3bp下げて0.79%となった。 DMOによると、2017年9月償還の国債入札で平均落札利回り は0.802%。7月4日の前回入札では0.942%だった。

原題:U.K. Gilts Advance for Fourth Day Amid Signs of Global Slowdown(抜粋)

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