欧州株:反落、中国製造業の活動縮小示唆で-ダイムラー安い

20日の欧州株式相場は反落。これで 今週に入り、ストックス欧州600指数が上昇したのは前日のみとなっ た。この日発表の9月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は11カ月 連続の活動縮小を示唆し、世界景気の鈍化が深刻化しているとの懸念が 強まった。

ストックス欧州600を構成する19の業種別指数では、鉱業株指数が 最も下げた。ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは2%の値下がり。 メルセデス・ベンツ・カーズ部門の減益見通しを明らかにした。ベルギ ーの通信会社テレネット・グループ・ホールディングは13%の大幅高。 米リバティー・グローバルによる総額25億ドルでの未保有株買収提案が 手掛かり。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の274.50で終了。6月4日 に付けた年初来安値は依然として17%上回っている。欧州中央銀行 (ECB)による無制限の国債購入計画や、米連邦公開市場委員会 (FOMC)の量的緩和第3弾決定が相場の支え。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)傘 下のクッツで最高投資責任者(CIO、欧州担当)を務めるノーマン・ ビラミン氏は、「中銀の決定は必要なものではあったが、ここ数年続い ている危機から完全に脱出するにはまだ十分ではない」と指摘。「本当 に必要なのは成長だ。財政面で一段の取り組みが必要だと思われる。そ れがなければ、相場がここから継続してかなり高くなっていくのは本当 に大変だろう」と付け加えた。ブルームバーグテレビジョンとのインタ ビューで語った。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが発表 した9月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は47.8。8月 は47.6(改定値)だった。PMIは50が製造業活動の拡大と縮小の境目 を示す。同日公表のユーロ圏の9月の総合景気指数は45.9と、2009年6 月以来の低水準となった。

この日の西欧市場では、18カ国中12カ国で主要株価指数が下落し た。

原題:European Stocks Drop for a Third Day in Four on Chinese Output(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE