ユーロ圏9月消費者信頼感マイナス25.9、09年5月以来で最低

ユーロ圏の9月の消費者信頼感は予 想に反して悪化した。域内経済がリセッション(景気後退)に陥りつつ ある兆候がまた増えた。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が20日発表したユー ロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス25.9と、8月のマイナ ス24.6から低下し、2009年5月以来の水準となった。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミスト32人の予想中央値はマイナス24だっ た。

スタンダードチャータード銀行(ロンドン)のエコノミスト、トー マス・コスターグ氏は統計発表前、「ユーロ圏のファンダメンタルズ (経済の基礎的諸条件)は引き続き脆弱(ぜいじゃく)だ」と発言。さ らに「経済活動は緊縮策やレバレッジ解消、弱い信頼感の影響を受け た」とし、「欧州中央銀行(ECB)は数カ月以内に追加利下げする公 算が大きい」と続けた。

財政危機の影響で個人消費と企業投資がともに落ち込み、ユーロ圏 は7-9月(第3四半期)にリセッション入りした公算が大きい。ブル ームバーグがエコノミスト21人を対象に実施した調査の中央値による と、7-9月域内総生産(GDP)は前期比0.2%減少が見込まれる。 4-6月(第2四半期)も0.2%のマイナス成長だった。

原題:Euro-Area Consumer Confidence Unexpectedly Fell in September(抜粋)

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