ユーロ圏:9月総合景気指数45.9、予想外の悪化-3年で最低

ユーロ圏のサービス業と製造業を合 わせた9月の経済活動は、予想に反して悪化した。域内各国は景気を回 復させる取り組みに苦戦している。

英マークイット・エコノミクスが20日発表した9月のユーロ圏総合 景気指数(速報値)は45.9と、前月の46.3から低下し3年3カ月ぶりの 水準に下げた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト23人 の調査中央値では46.6が見込まれていた。同指数は50が活動拡大・縮小 の分かれ目。

域内経済は7-9月(第3四半期)にリセッション(景気後退)入 りした公算が大きい。財政危機の影響で個人消費と企業投資がともに落 ち込み、4-6月(第2四半期)はマイナス成長となった。

キャピタル・エコノミクス(ロンドン)のチーフ欧州エコノミス ト、ジョナサン・ロインズ氏は景気指数の発表前、統計データは「ユー ロ圏がリセッション局面にあることをかなり強く示している」とし、 「製造業の活動は弱くなったが、サービス業でさえかなり軟化してい る。最も脆弱(ぜいじゃく)なのは周辺国の経済だが、フランスやドイ ツなどの中核国でもかなり弱くなっている」と続けた。

総合景気指数を構成する製造業景気指数は46.0と、8月の45.1から 上昇。サービス業景気指数は46.0と、前月の47.2を下回った。

ドイツでは総合景気指数が49.7と、5カ月ぶり高水準を付けた。一 方、フランスでは3年5カ月ぶり低水準の44.1に落ち込んだ。

原題:Euro-Area Services, Manufacturing Output at 39-Month Low (1)(抜粋)

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