欧州債:ドイツ債は4日続伸-スペイン入札で応札倍率が低下

20日の欧州債市場ではドイツ10年債 が4日続伸。スペインの3年債入札で応札倍率が低下したことを背景 に、域内で最も安全とされるドイツ国債の需要が高まった。

ドイツ10年債相場は、今月に入ってから最長の連続高。この日発表 された9月のユーロ圏総合景気指数が低下し、3年3カ月ぶりの水準と なったことも手掛かり。スペイン国債は下落。同国が救済を要請すると の見方から、前日までは買われていた。フィンランドは最上級格付けを 失う恐れがあるとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が指摘し たものの、同国の国債は堅調だった。

コメルツ銀行のストラテジスト、マイケル・ライスター氏(ロンド ン在勤)は「安全を求める需要は引き続きしっかりとある」と述べ、 「ドイツ10年債の利回りが上昇し1.8%に到達するのは、先週みられた ほど容易ではない」と続けた。

ロンドン時間午後4時12分現在、ドイツ10年債利回りは前日比5ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.57%。同国債(表面 利率1.5%、2022年9月償還)価格は0.44上げ99.325。

スペインは指標銘柄となる2015年10月償還の3年債を39億4000万ユ ーロ発行した。平均落札利回りは3.85%。6日の前回入札時は3.68%だ った。応札倍率は1.56倍で、前回の1.76倍を下回った。10年債も8 億5800万ユーロ発行された。

スペイン10年債は入札後に下落し、利回りは8bp上昇し5.78%。 イタリア10年債利回りは7bp上げて4.99%。

原題:German Bonds Rise 4th Day as Demand Drops at Spanish Note Sale(抜粋)

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