ブラックベリーの生みの親、量子ナノ研究へ1億ドル寄付

電子メール送信方法を一変させたス マートフォン(多機能携帯端末)「ブラックベリー」の生みの親である マイク・ラザリディス氏は、コンピューターの草創期からインスピレー ションを得て、新たな行動を起こした。

同氏が1億ドル(約78億円)を寄付したカナダ・オンタリオ州ウォ ータールーのマイク・アンド・オフェリア・ラザリディス量子ナノ・セ ンターが21日に開所予定日を迎える。同研究所は1960年代初めに技術革 新の中心地となったAT&Tのベル研究所や、シリコンバレーの成功を もたらした研究環境を再現しようとするものだ。

同センター設立の目的は、原子サイズの物質を対象とする科学技術 で新発見を成し遂げることだ。ラザリディス氏は19日のインタビュー で、同センターは21世紀のベル研究所になることは「絶対確実だ」とし た上で、「開所が近づくにつれて、その確信は強まった」と語った。

ラザリディス氏は、「われわれは研究者に海やビーチ、山を提供す ることはできないが、最高の環境、最高の共同研究者、最高の機器の提 供に努めることはできる。これは、一生に一度のブレークスルーを導く だろう」と述べ、「分かりやすく言えば、われわれは既知の物理法則を 打ち破ろうとしているということだ」と説明した。同氏は1月までカナ ダのリサーチ ・イン ・モーション(RIM)会長を務めていた。

原題:BlackBerry Creator Lazaridis Puts $100 Million Toward Nano Plan(抜粋)

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