ブラジル大手行で約10年ぶり長期ストも-賃上げ闘争

時価総額でブラジル最大級の銀行、 イタウ・ウニバンコ・ホールディングとブラデスコ銀行の従業員は、こ の10年ほどで最長のストに乗り出す構えだ。組合が突き付けたインフレ 率の2倍に当たる賃上げ要求を経営陣が拒否しているためだ。

ブラジルの銀行連盟は、組合が提出していた給与の10.25%引き上 げ要求を拒否し、代わりに6%賃上げ案を示した。これを受けて全国の 銀行従業員は18日にストを敢行した。同国のインフレ率は5.24%。

ブラジルの銀行従業員は過去8年、毎年ストを実施。昨年は、銀行 が3週間にわたって業務停止に追い込まれた。これは30日間続いた2004 年以降で最長だった。

ルセフ大統領が消費者ローン金利を引き下げるよう銀行に圧力をか けていることを背景に銀行が費用抑制を目指しているため、今年の賃金 闘争はさらに長期化する可能性がある。組合は、銀行の利益が増加して いることを受けてインフレ率を上回る賃上げを求めている。

原題:Itau in Wage Fight as Rousseff Targets Profits: Corporate Brazil(抜粋)

--取材協力:Ney Hayashi、Raymond Colitt.

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