米ブルームバーグ景気期待指数:9月は4カ月ぶり高水準に改善

米国民の経済に対する見方は9月に 改善した。株式相場が5年ぶりの高値に上昇したことが寄与した。

ブルームバーグの消費者信頼感調査に基づき算出している月間の景 気期待指数は9月にマイナス8と、5月以来の高水準に改善。米経済が 間違った方向に向かっていると回答した世帯の割合は9月に34%と、8 月の45%から下がり、6月以来の低水準となった。11ポイントの低下 は2009年10月以降で最大の下げ幅。また、16日終了週のブルームバーグ 消費者信頼感指数はマイナス40.8。前週のマイナス42.2から改善し、7 週間ぶり高水準に上昇した。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミス ト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は信頼感の回復について、「国内株式相 場の上昇や欧州債務危機の緩和に伴い、中・高所得層で資産効果が適度 に高まったためだろう」と指摘した。

週間のブルームバーグ消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指 数は全て改善。景況感の指数はマイナス71.3(前週マイナス72.4)と、 6月半ば以来の高水準。家計の指数はマイナス5.3(前週マイナ ス6.2)、消費環境の指数はマイナス45.8(前週マイナス47.9)にそれ ぞれ上昇した。

支持政党別では、民主党支持者の信頼感指数が共和党支持者よりも 大幅に改善。民主党支持者の信頼感を示す指数はマイナス27.9で、7月 後半以降で最高の水準。同党支持者の信頼感は過去最高となる26週連続 で共和党支持者を上回った。共和党支持者の信頼感を示す指数はマイナ ス46.3(前週マイナス47.9)だった。無党派層の信頼感はマイナス45.8 で、前週のマイナス45.3からほとんど変わらなかった。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上の 消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調査を 基に算出される。同指数の範囲はマイナス100からプラス100。誤差率は プラス・マイナス3ポイント。

原題:Americans’ View on Economic Outlook Improves to Four-Month High(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE