コマツ:15年3月期に電力使用量半減目指す-省エネ設備導入

世界2位の建設機械メーカーであ るコマツは2015年3月期に電力使用を半減させる目標を設定し、設備に 最大200億円、建屋の建て替えで20年までに約380億円を投入する。電力 不足の長期化を見据え、工場の生産・設備効率改善を図る。

コマツの電力購入費は年間50億円程度。電力使用を減らしつつ、生 産効率を改善することで年間数百億円の生産原価低減を目指す。コマツ は昨年3月の東日本大震災後、国内12工場の電力使用を見直している。

コマツの高橋良定生産本部長は、電力使用量50%減について、節電 対策と、地下水や太陽光など自然の力を活用させた設備の導入でそれぞ れ10%、残りの30%を生産改革等の合理化で削減すると述べた。

コマツの海外売上比率は8割を超えるが、高い技術が必要な基幹部 品は全て国内で生産している。長期的な電力不足が見込まれる上、円高 で鋼材等のコストが高まる厳しい環境下でも、高橋氏は「国内で投資し ないと新しい技術のアイデアは浮かばない。新しい技術は国内から発信 する」と強調した。

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