FDICホーニグ氏:銀行は08年以前の危険な行動繰り返す恐れ

大手米銀が投資部門を伝統的な銀行 業務から分離することを強制されなければ、2008年の信用危機につなが った行動に立ち返ると連邦預金保険公社(FDIC)のトーマス・ホー ニグ理事は指摘した。

カンザスシティー連銀前総裁のホーニグ氏は19日にワシントンで 「この危機につながった行動や慣行はすぐに再現されるだろう。これら の極めて複雑で脆弱(ぜいじゃく)な会社は経済にさらに壊滅的な影響 を及ぼす」と指摘。「かなり前に教訓を得たはずだが、危機につながっ た活動は現在も続いている」と述べた。

4月にFDIC理事に就任する以前からホーニグ氏は、監督当局が 商業銀行と証券業務の分離を復活させるべきだと主張。公的な安全網が 銀行業界のトレーディングリスクを守るべきではないと述べていた。

同氏は10年成立の米金融規制改革法(ドッド・フランク法)や銀行 の自己勘定取引を禁じた「ボルカールール」では不十分だと述べ、政府 の安全網が引き続きカバーするスワップ取引やマーケットメークは「大 部分が隠れた自己勘定取引になる恐れがある」と指摘した。

--取材協力:Anthony Gnoffo.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE