BOAなど、欧州株を2年ぶりオーバーウエート-量的緩和で

米銀バンク・オブ・アメリカ (BOA)やABNアムロ・プライベート・バンキングの資金運用担当 者らは、ユーロ圏の株式への投資配分を2年ぶりに「オーバーウエー ト」にしている。欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備制度理事会 (FRB)がかつてない非伝統的な金融刺激策を導入し、信頼感が改善 されたことが背景にある。

BOAメリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントの欧州 部門とABNアムロ・プライベート・バンキングは、グローバル指標の 構成ウエートよりも多くの欧州株を保有していることを明らかにした。 これは少なくとも2010年以来で初めてのことだ。

BOAメリルリンチ・グローバル・ウェルス・マネジメントの欧 州・中東・アフリカ地域担当の最高投資責任者(CIO)、ビル・オニ ール氏(ロンドン在勤)は18日の電話インタビューで、「リスクバラン スが変化したようだ。ECBとFRBはテールリスク(確率は低いが衝 撃の大きいリスク)の一部を効果的に取り除いた」と語った。

ストックス欧州600指数は、ECB政策委員会が無制限の国債購入 プログラムで合意し、FRBが量的緩和第3弾(QE3)に踏み切る中 で、年初来で12%上昇している。

ABNアムロ・プライベート・バンキングはこれまで、欧州株への 投資配分を「ニュートラル」(中立)にしていたが、ECBの動きに促 される形で、9月10日に欧州株の購入を開始した。同社のディディエ・ デュレCIOが17日に明らかにした。一方、オニール氏によれば、 BOAメリルリンチも従来は投資配分を「アンダーウエート」としてお り、13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後にQE3が発表される まで、欧州株への投資を見合わせていた。

原題:BofA Joins ABN Amro Buying European Stocks on Central Bank Aid(抜粋)

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