ブッシュ減税は年末失効も、予算合意の前段階で-タイソン教授

米カリフォルニア大学バークリー校 のローラ・タイソン教授は19日、予算に関する合意の前段階としてブッ シュ減税の年末での失効が容認される可能性があるとの見方を示した。

雇用に関してオバマ大統領に助言するメンバーの1人であるタイソ ン教授は、ワシントンでのブルームバーグ・ニュースとのインタビュー で、ブッシュ減税の失効は「現時点で主流のシナリオだ」と述べた。

タイソン教授は、減税はその後復活させ、2013年初めにさかのぼっ て適用することが可能だとし、減税失効の米経済への影響を重大視して いないと発言。失効することでむしろ、予算に関する合意に向けた動き を力強く促す可能性があると指摘した。

同教授は、共和党の大統領候補ロムニー氏がバーナンキ連邦準備制 度理事会(FRB)議長を批判していることを非難。一般的に政治家 は、独立した中央銀行への攻撃を控えるべきだと主張した。また、金融 サービス業界は向こう10年間、利益の抑制要因となる「長期的な」変化 の過程にあるとの認識を示した。

ベイナー米下院議長は今月、財政の崖を回避するための方策で議会 が合意に至るかどうか「全く確信は持てない」と述べ、協議の行き詰ま りに関して、民主党が過半数を占める上院とオバマ大統領を非難した。

タイソン教授は、11月6日に大統領選と同時に行われる議会選で共 和党が議席を減らせば、議会の「基調が変わる可能性がある」とし、合 意が成立することに「私は楽観的だ」と述べた。

また、連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE 3)導入が決まったことを「正しいこと」と評価した。

原題:Bush-Era Tax Cuts May Expire as Step to Budget Deal, Tyson Says(抜粋)

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